頭皮によいトリートメント剤の選び方
トリートメントの役割は傷んだ髪を修復することです。でも、傷んでしまった髪は死んだ細胞なのです。傷んだ部分の修復はできないので、そこにキューティクルによく似たような成分を補ったり、表面をコーティングして、まとめて、きれいになったように見せるだけになるのです。
シャンプーで頭皮を清潔な状態に洗い流したら、次はトリートメントですが、髪のほとんどが蛋白質でできています。
傷んでスカスカになっている髪は、そのタンパク質が壊れて失われている状態なので、すき間を埋めてあげることが大事なんです。
アミノ酸やプロテインやケラチンなどが主な成分で、これらを含むトリートメントをつけることで傷ついた部分が修復するように見えるようになります。
またこういった成分を閉じ込めて逃さないようにすることも大事なんですね。
髪の表面には肌で言うと、角質層の代わりにキューティクルの層があります。
これは物理的な刺激で剥がれてしまうことがあり、そうなるとそこから中の成分が流れてしまったり、枝毛になってしまったりするんですね。
補ったタンパク質を中にしっかりとためておくためには、シリコンでコートするのも有効だし、ツバキ油やホホバ油など表面に膜を張る油分が必要です。
これらのオイルは、ずいぶん昔からヘアケアに使われてきたものなので、安全で効果が高いのは確かです。しかも人の皮脂によく似ているので髪にすっとなじみます。
ぜひお使いのトリートメント剤の成分をチェックしてみてください。
洗い流さないトリートメントやシャンプー後のトリートメントの成分に入っているでしょうか?
美容師も使っているトリートメント!